グラフィックデザイナーの実存がグラフィックデザインの本質に先立つ
資本主義とグラフィックデザイン / グラフィックデザイナーの実存がグラフィックデザインの本質に先立つ
- 「(世の中に)グラフィックデザイナーが居るから(ウチにも)グラフィックデザイナーが要る」という構図
- 全てのグラフィックデザイナーが、お互いがお互いの存在価値や存在理由を補完しあう
- グラフィックデザインそのもの(=本質)に商品価値はなく、他社がグラフィックデザインという手段を現に使っていること(=実存)によって初めてグラフィックデザインに商品としての価値が生まれる
- グラフィックデザイナーが個人的に売っているトートバックとか、グラフィックデザインそのものがその商品の本質的価値に直結している場合は別の話
- 映画のロゴとか書籍の装丁はこの例外に含まれる
- 職業人が相互依存の関係性になった場合、職業人同士は市場を荒らさないよう「和」「連帯」「道理」を保つためにユニオンを組む
- 業界に筋を通そうや、という話
- これが、グラフィックデザインにおいて業界団体の影響力が大きい原因かもしれない
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特に「3:東京都のアーティスト支援策についてどう思いますか?」の項。